ケータイ小説『しるし』(PC読可)

『記憶を取り戻す旅』休止m(_ _)m

2014年01月27日

線維筋痛症は心因性なのか?

実はある方からメッセージを受けてから、
「線維筋痛症と心因的」についてしばらく調べていました。私1人ではなく、主治医とも議論してみました。もともと線維筋痛症は、ケガや手術出産など、外傷性ストレスから二次的に発症するケースが大半でした。現在は精神疾患に押し込もうとしてる気配がひしひしと(^^;;。

精神医学では、線維筋痛症を精神疾患に置き換えると過去にはヒステリー、現在は神経症、心身症、身体表現性障害など…。確かにこちらにおさめると納得する事も多々ありますが、「心因性」の意味を誤解している方がとても多いということに気づきました。心因性の定義について詳しくは、こちらをご覧ください。
http://www.asahi-net.or.jp/~xf6s-med/jfibromyalgia-1.html

現在では心因性疼痛というのは過去のものになっているようです。気の持ちようで治るものではありません!

私が線維筋痛症を『身体表現性障害』とあえて使っているのは、「自立支援法申請時に診断書に身体表現性障害と記載すれば、自立支援法を使った介護サービスを申請した場合、身体介助が含まれる」からです(東京都の場合)。

「原因が見つからないから心因性疼痛だ」と精神科心療内科に患者を紹介してしまう医師が今でもたくさんいます。特に日本はそういうことが多いです。これがどれだけ患者の心を傷つけてることか…。ドクハラが心的ストレスとなり、鬱になる。だから精神科心療内科の出番になるのです!

「医学的客観的根拠がない」と痛みを病気と認めない医師は、「自分の医学知識の限界はここまでです」と露呈しているようなものです。この時点ですでに医学は遅れているんです(と主治医が力説)。

しかし長く痛みにさらされていて、周囲の理解も得られないとなれば、患者は当然社会から孤立していき、心理的に追い込まれてきます。ですから本当に必要な医師は「心理サポートもできる専門医」です!

ただし日本の医師制度において、研修医中でさえ精神科の研修はありません。これではまともな医師は育ちません。という現状を踏まえると現状で心理的サポートするのは、やはり精神科心療内科だと思います。

さらに言うなら、リリカ、トラムセット、ノイロトロピンなどの非癌性鎮痛剤が効かない場合には、線維筋痛症が正式に保険認定になる前に使われていた抗うつ剤や抗てんかん剤を使うことになり、この薬の扱い方に一番詳しいのは精神科医になります。なので私は抗精神薬などは精神科医に、非癌性鎮痛剤は線維筋痛症専門医に処方してもらっています。餅は餅屋ですから。

さらに「線維筋痛症には本当に客観的根拠がない」のか、研究することが課題です。

脳血流の測定や脳画像診断で、活動が低下している脳領域がわかります。それにより、線維筋痛症の脳の病巣を見つけることができるかもしれません。

最近は脳波測定も簡単になりました。

自律神経測定器を使えば、本当に自律神経が乱れているのかがわかります。

筋電図を使えば、筋肉に流れている電気信号の乱れがわかります。

筋硬度計を使えば、筋肉の硬直度合いがわかります。

ある程度のホルモンバランスを調べることもできます。

運動器検査をして、体の使い方に問題があるのか神経に問題があるのか切り分ける事は可能です。

これだけ検査できるのになぜしないのでしょうか?

医師の勉強不足と思わざる得ません。患者の痛みにきちんと耳を傾けていれば検査はいくらでもあるんです。それとも検査料がかかるので厚労省からしないようにとでも言われているのでしょうか(憶測的皮肉)?

心因性を直結させるのは危険ですが、発症後、周りから理解されない事で慢性疼痛が悪化します。特に医師、職場、家族の無理解が、慢性疼痛に拍車をかけていきます。理解されないという事は絶望と怒りを増します。以前私が発言した「怒りが内側に向くと自分を痛めつける」というのは真実です。

ということで、長くなりました(^^;; 私が出した結論です。

・線維筋痛症は心因性が原因と断定する事は不可能。
・積極的に検査する
・二次的要因(つまり、周囲の無理解)で、痛みが増悪することは想定できる。
・二次的要因を取り除くためには、周囲が患者の苦しみをそのまま受け止める事が重要。

今現在、線維筋痛症患者が一番苦しいのは「二次的要因」なのではないでしょうか?

過去に家族や職場や友人関係において受けたトラウマと、今の線維筋痛症は切り分けて考えるべきと考えます。

「目の前の患者の訴えを傾聴する」
「病気を診ずして病人を診よ」

これらは、現在の医者が忘れてしまった言葉ですね〜(笑)。

は〜長かった(爆)!





posted by 島田ハルミ at 09:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 線維筋痛症 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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